こんにちは。極東マンボ(@kyokutou_manbo)@波乗れず投資家です。
FXと聞いて投資というより胡散臭いギャンブルってイメージをお持ちの方いますよね?
決してそのイメージは間違ってはいません。
しかし仕組みやルールを理解して、己を律することができれば立派な投資になりえます。(いや投資は言い過ぎかな?)
昨日、FXに参戦しました。
久しぶりにFXでUSドル/円1万通貨を買いポジで参戦。
まったりスワップ金利頂こう。— 極東マンボ@自称米国株投資家 (@kyokutou_manbo) 2017年11月7日
極東マンボのFX購入内容(FXではポジションを取るという)を例に簡単に説明したいと思います。
ポジション内容
以下のようにポジションを取りました。
上の画像は、実際に極東マンボがFX取引ツールとして使っているiClickFX365というアプリの画面です。
簡単に説明しますと、1ドル113.92円で10,000ドル分を購入して(買いポジション)、その後為替が1ドル114.11円になっている(円安に動いた)ので、(114.11-113.92)×10,000=1,900円の含み益が出ているということです。
ですので、この画像を取った時点で決済(売り)すれば1,900円儲けることができますが、そうはしません。後ほど説明します。
画像の「1」という数字の説明をしておきますと、FXの世界ではlot(ロット)という単位を使い、大抵のFX会社では1lot=1万通貨としています。
スワップ、必要証拠金、レバレッジについて

スワップとは金利、利息みたいなものです。買いポジションなので下の44円が適用されます。これは毎日44円チャリンチャリンしてくれることを意味します。
日によって微妙に変わりますが、大体こんなもんでしょう。
1年で考えると44円×365日=16,060円。バカになりませんね。
逆に売りポジションだと、毎日44円減っていきます。まさにマイナス金利です。
買いポジ限定で説明したいので、詳細は省きますが、売りポジは円高になることを見込んでの短期決戦の人が使う方法です。よくショート(短期)とも言います。ギャンブルなのでオススメしません。
次に必要証拠金のところに45,510円とありますが、1lot(=1万通貨)のポジションを取るのに必要な資金です。
あれ?おかしいと思いませんか?
今回、1ドル113.92円で1万通貨の買いポジを取ったので、113.92×10,000=1,139,200円の資金が必要なはずです。
なのに、45,510円でいいの?
そこは、レバレッジという概念があるので運用額より少ない資金(証拠金)で取引できるのです。
多くのFX会社のレバレッジは25倍が設定されています。多少の誤差はありますが、45,510×25=1,137,750で、運用額とほぼ一致いています。
113万円の運用をするのに4万5千円の資金で可能ってことにしっくりこない場合は、少し無理がありますが以下のように例えると分かりやすいです。
3,000万円の物件で不動産投資をするのに、500万円の頭金を用意すれば可能。
この場合レバレッジ6倍ですね。
証拠金維持率とロスカットについて

極東マンボは、FX口座に13万円入金しました。
この画像を取った時点で1,900円の含み益が出ています。よって時価評価総額は画像の通り131,900円です。
また証拠金維持率が289.83%となっていますが、これは131,900(時価評価総額)÷45,510(必要証拠金)×100の計算で求めています。
FXにはロスカットという仕組みがあって、保有ポジションがマイナスになる方向に急激に為替相場が動いて時価評価総額がマイナス(FX会社への負債)になる前に強制決済されることです。
FX会社によってまちまちですが、極東マンボが利用しているGMOクリック証券365FXでは、証拠金維持率が50%を下回った場合となっています。
つまり時価評価総額が45,510÷2=22,755円を下回るとロスカットされてしまいます。
ポジション取った時からどれだけ為替が不利な方向(買いポジなので円高の方向)に動いたら、ロスカットされるか計算してみます。
130,000-22,755=107,245円
1円円高になると1万円マイナスになるので、11円円高になったら確実にロスカットされます。
ポジション取った時の為替相場が1ドル113.92円なので、安全策で考えれば104円まで円高になってもロスカットされず耐え忍ぶことができます。
ロスカットの防止策
ロスカットを食らってしまうと、資金が22,755円以下に減ってしまい、決済されているのでスワップ金利もチャリンチャリンできません。
さらに再度ポジションを取ろうにも、必要証拠金に満たない資金なので、入金してからでないとできません。
対策は早めにFX口座に入金を行い証拠金を増やすしかありません。
極東マンボの場合、為替相場が1ドル107円を切ったら入金するようにします。
FXは外貨預金の代わりに使い、小さな不労所得を得る
今回は言及しませんが、銀行の外貨預金って見かけ上の金利は高そうですが、預けるときと払い戻しするとき両方で高い手数料が発生するので、金利が相当有利(5円くらい?)に動かない限り思ったような利息が受け取れないよう設計されています。
流石ぼったくりファンドを販売している金融機関だけあります。
しかしFXでスワップ金利を目的に買いポジションを取って、ロスカット対策だけしていれば外貨預金とは比べ物にならないくらい高金利で運用できます。
極東マンボの例を取ると、入金(預金額)が130,000円に対して1年間のスワップ金利(利息額)が16,060円なので、利回り12.35%です。
最初からロスカット対策で入金を倍の260,000円(20円円高になっても耐えられるぞ)にしても、利回り6%以上です。
これってちょっとした不労所得だと思うんです。証拠金維持率を気にするくらいの労力ですから。
もちろん為替の影響を受けまくるし、元本保証でもないので、あくまでも余裕資金で行う必要があることは言うまでもありません。
That’s all.
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