投資の目的や目標額および期限を先に決めてしまうことは危険でしかない




こんにちは。極東マンボ(@kyokutou_manbo)です。

よく投資の目的や目標金額、目標金額に到達する期限を決めた方が良いという意見を聞きますが、いつも腑に落ちません。

極東マンボは、投資において、目的を持たなくても、目標金額や期限を持たなくても投資して問題ないと考えます。

むしろ、それらを持つことによる弊害の方が危険と考えます。

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先に目的や目標額とその期限を設定する意味のなさ

例えば、100万円の資金があって、5年後マイホームの頭金500万円を作りたいとします。

すなわち、

  • 目的がマイホームの頭金
  • 目標額が500万円
  • 期限が5年後

ということですね。

これを達成するために、毎月いくらを給料から投資に回して、何%の運用利回りが必要かシミュレーションしてみます。

毎月の投資額 必要な運用利回り
1万円 29.5%
2万円 22.6%
3万円 16.8%
4万円 11.7%
5万円 7.0%
6万円 2.7%

現実的な運用利回り(この例だと2.7%が最も現実的)では、毎月6万円を投資に回さないと5年後500万円のマイホームの頭金が貯まりません。

この現実を知ったときどうしますか?

リスクの高い投資をしてしまう危険

上記の例では、毎月6万円を投資に回せる余裕があれば全く問題ありません。あとは5年間毎月粛々と投資を続けるだけです。

しかし、毎月の投資可能額は決まっている場合がほとんど(当初用意できる資金100万円と同様に)であり、目標(額と期限)を先に決めてしまうと、あとは運用利回りで調整せざるを得なくなってしまいます。

すなわち高利回りな投資を選択してしまいがちになってしまいます。

高利回りな投資をするには、それだけリスク(投資の世界では数字の振れ幅が大きいこと)が高いですし、成功するにはそれ相応の勉強が必要です。(特に実物不動産投資はその典型ですね)

高利回りを謳っている投資商品や手法には、実は高額な手数料が差し引かれたり、数々の投資家に不利な条件をクリアしないと高利回りが得られなかったりと、怪しい物が存在します。(過去にワイン投資とか明らかに怪しいのがありました)

リスクの高い投資をして失敗した場合のことを考えているの?

必要な知識がない状態で、実物不動産投資に手を出したり、株式信用取引で手元にある資金以上のお金を使ったり、その他怪しい(先に挙げた手法は決して怪しくないですよ)投資をして、目的を達成できなかった場合、どうなるでしょう。

単なる目標への未達(5年後450万円しか貯められなかった)なら仕方ありませんが、上記の手法では未達どころか当初の資金100万円を下回ってしまうことは全然あり得ます。

これってただのギャンブルですよね?

つまり、投資の目的や目標を決めた方が良いという意見には、「リスクの高い投資の必要性を正当化」しているように聞こえるんです。

今回の例で極論すると、「5年後マイホームの頭金500万円を用意したかったらギャンブルで勝て!」って言っているようなもんです。

投資している人って大抵はギャンブル嫌いですよね。

なのにその片棒を担がせるって、なかなか罪深いですw。

現実的な投資額と運用利回りから目標(額と期間)を定める

極東マンボの場合、50歳までに金融資産5千万円を貯めることを一応の目標にしています。

ついでに言うと、同じく50歳までに会社員としての給料以外の収入(副収入)を年50万円確保することも目標としています。

「なんだ。目標額と期限を決めているじゃないか?」とツッコまれそうですが、ざっくりとはいえ色々シミュレーションした結果、目標金額と期限を決めたのであって、最初からいきなり目標を設定したわけではありません。

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毎月の給料から投資に回せる額、現実的な運用利回り(株式投資では3~7%と言われています)、配当利回りを計算した結果、少し厳しいですが、目標にするには丁度いい額(5千万)と期間(約10年)だったのです。

約10年後、目標が未達でも引き続き投資を継続するだけです。仕事も続けるのは本当に嫌ですが仕方ないです。

まとめ

投資の目的や目標を決めること事態は決して悪くないことですが、過度なリスクを背負うことは決してしてはいけません。

目的や目標を決めてしまうと、高リスクに目をつぶって投資してしまいがちです。

投資家が市場で最もコントロールできるのは投入する資金であり、運用利回りではありません。

ですので、人それぞれの投資可能額と、やや悲観的な運用利回りから計算して、現実的な目標を後から設定することが正しいと考えます。

その目標の意味は、投資を継続するモチベーションになると思います。

That’s all.


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