【アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)】過去10年のデータ・傾向を分析




アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)は関東で行われる最初のG2戦です。
G1で実績のある馬、これから中長距離G1レースを目指す馬の参戦も多く例年注目度の高いレースです。
2018年は皐月賞3着の実績がある2番人気ダンビュライトが2番手追走から楽々と抜け出して重賞初制覇を飾りました。

レース名 アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)
G2
日程 2019年1月20日(日)
開催 1回中山7日
コース 芝・右・外回り
距離 2200m
条件 サラ系4歳以上
斤量 別定
レコード(馬名) 2.11.4(クラフトワーク)

レースに関する基本情報は以下を参考にしてください。

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AJCCの過去10年データ

基本データ

高齢馬の活躍や、中山2200mという特殊なコースということもありリピーターが多いです。

               
頭数 馬名 騎手 タイム
馬場     着差
2009 3 3 ネヴァブション 牡6 57 4 横山典 2.13.9
13 5 6 エアシェイディ 牡8 58 2 後藤浩 2 1/2
5 7 トウショウシロッコ 牡6 57 7 吉田豊 クビ
2010 6 9 ネヴァブション 牡7 58 5 横山典 2.12.6
13 8 13 シャドウゲイト 牡8 58 9 田中勝 クビ
2 2 トウショウシロッコ 牡7 57 3 吉田豊 3 1/2
2011 6 6 トーセンジョーダン 牡5 58 1 内田博 2.14.2
11 6 7 ミヤビランベリ 牡8 57 6 吉田隼 3/4
2 2 ネヴァブション 牡8 58 3 後藤浩 3/4
2012 3 3 ルーラーシップ 牡5 57 1 福永祐 2.17.3
11 4 4 ナカヤマナイト 牡4 55 2 柴田善 3
不良 7 9 ゲシュタルト 牡5 56 4 蛯名正 2
2013 3 3 ダノンバラード 牡5 56 3 F.ベリー 2.13.1
12 5 5 トランスワープ セ8 56 5 大野拓 1 1/4
4 4 アドマイヤラクティ 牡5 56 2 内田博 1 3/4
2014 5 10 ヴェルデグリーン 牡6 57 2 田辺裕 2.14.0
16 1 2 サクラアルディート 牡6 56 11 F.ベリー クビ
1 1 フェイムゲーム 牡4 55 6 北村宏 クビ
2015 6 12 クリールカイザー 牡6 56 4 田辺裕 2.13.6
17 7 14 ミトラ セ7 56 7 柴山雄 1 1/4
5 9 エアソミュール セ6 57 2 C.デムーロ 1/2
2016 2 3 ディサイファ 牡7 57 2 武豊 2.12.0
16 6 11 スーパームーン 牡7 56 3 ルメール 1 1/4
4 7 ショウナンバッハ 牡5 56 7 戸崎圭 クビ
2017 4 8 タンタアレグリア 牡5 56 7 蛯名正 2.11.9
17 5 10 ゼーヴィント 牡4 55 1 戸崎圭 1/2
1 1 ミライヘノツバサ 牡4 55 3 内田博 1 1/4
2018 6 7 ダンビュライト 牡4 55 2 M.デムーロ 2.13.3
11 3 3 ミッキースワロー 牡4 56 1 横山典 2
7 9 マイネルミラノ 牡8 56 8 柴田大 1/2

位置取りと決め手

脚質に偏りはないですが、逃げ馬は人気薄が多い傾向です。

                       
頭数 馬名 タイム    
馬場   着差 2 3 4
2009 3 3 ネヴァブション 2.13.9 3 3 2 2      
13 5 6 エアシェイディ 2 1/2 8 6 6 6      
5 7 トウショウシロッコ クビ 6 6 6 3      
2010 6 9 ネヴァブション 2.12.6 5 5 5 2      
13 8 13 シャドウゲイト クビ 1 1 1 1      
2 2 トウショウシロッコ 3 1/2 5 7 7 6      
2011 6 6 トーセンジョーダン 2.14.2 6 5 4 3      
11 6 7 ミヤビランベリ 3/4 1 1 1 1      
2 2 ネヴァブション 3/4 10 10 10 7      
2012 3 3 ルーラーシップ 2.17.3 8 8 7 7      
11 4 4 ナカヤマナイト 3 5 5 4 4      
不良 7 9 ゲシュタルト 2 7 7 6 4      
2013 3 3 ダノンバラード 2.13.1 6 6 4 2      
12 5 5 トランスワープ 1 1/4 4 4 4 4      
4 4 アドマイヤラクティ 1 3/4 9 9 4 4  
2014 5 10 ヴェルデグリーン 2.14.0 9 10 10 6      
16 1 2 サクラアルディート クビ 7 7 5 2      
1 1 フェイムゲーム クビ 12 10 8 8      
2015 6 12 クリールカイザー 2.13.6 1 1 2 1      
17 7 14 ミトラ 1 1/4 2 2 2 2      
5 9 エアソミュール 1/2 7 6 6 5      
2016 2 3 ディサイファ 2.12.0 6 7 6 4      
16 6 11 スーパームーン 1 1/4 8 7 8 8      
4 7 ショウナンバッハ クビ 11 11 12 9      
2017 4 8 タンタアレグリア 2.11.9 8 9 6 3      
17 5 10 ゼーヴィント 1/2 10 10 10 3      
1 1 ミライヘノツバサ 1 1/4 2 3 2 2      
2018 6 7 ダンビュライト 2.13.3 2 2 2 2      
11 3 3 ミッキースワロー 2 9 9 3 3  
7 9 マイネルミラノ 1/2 1 1 1 1      

前走、前々走の成績

近年は有馬記念組が不振です。
代わりに条件戦からの勝ち上がりからの馬の成績が良くなっています。

         
頭数 馬名 前走成績 前々走成績
馬場      
2009 ネヴァブション 中山金杯 5 ジャパンカップ 7
13 エアシェイディ 有馬記念 3 天皇賞秋 5
トウショウシロッコ ディセンバーS 1 鳴尾記念 9
2010 ネヴァブション 有馬記念 12 ジャパンカップ 10
13 シャドウゲイト 有馬記念 9 福島記念 10
トウショウシロッコ 中山金杯 2 ディセンバーS 5
2011 トーセンジョーダン 有馬記念 5 AR共和国杯 1
11 ミヤビランベリ 中日新聞杯 18 有馬記念 11
ネヴァブション 有馬記念 8 ステイヤーズS 3
2012 ルーラーシップ 有馬記念 4 宝塚記念 5
11 ナカヤマナイト ディセンバーS 1 ドラール賞(仏) 10
不良 ゲシュタルト 中日新聞杯 2 福島記念 4
2013 ダノンバラード 金鯱賞 8 アンドロメダS 1
12 トランスワープ 天皇賞秋 17 新潟記念 1
アドマイヤラクティ 金鯱賞 3 アンドロメダS 3
2014 ヴェルデグリーン 有馬記念 10 天皇賞秋 8
16 サクラアルディート 中山金杯 9 ディセンバーS 5
フェイムゲーム ディセンバーS 6 皐月賞 12
2015 クリールカイザー ステイヤーズS 3 AR共和国杯 2
17 ミトラ 福島記念 1 富士S 6
エアソミュール 金鯱賞 3 毎日王冠 1
2016 ディサイファ 金鯱賞 2 天皇賞秋 8
16 スーパームーン ディセンバーS 2 AR共和国杯 5
ショウナンバッハ ジャパンカップ 12 ノベンバーS(16) 4
2017 タンタアレグリア 天皇賞春 4 阪神大賞典 2
17 ゼーヴィント 福島記念 2 セントライト記念 2
ミライヘノツバサ 迎春S(16) 1 菊花賞 13
2018 ダンビュライト サンタクロース(16) 1 菊花賞 5
11 ミッキースワロー 菊花賞 6 セントライト記念 1
マイネルミラノ 中山金杯 11 チャレンジC 6

血統と厩舎

サンデー系が強いのは当然も、出走頭数のわりに頑張っているのがロベルト系でしょう。

ノーザンダンサー系 サンデーサイレンス系 ミスプロ系 ロベルト系 トニービン系
       
頭数 馬名 厩舎 血統 血統
馬場     母父
2009 ネヴァブション 伊藤正 マーベラスサンデー Mill Reef
13 エアシェイディ 伊藤正 サンデーサイレンス ノーザンテースト
トウショウシロッコ 大久洋 アドマイヤベガ ニツポーテイオー
2010 ネヴァブション 伊藤正 マーベラスサンデー Mill Reef
13 シャドウゲイト 加藤征 ホワイトマズル サンデーサイレンス
トウショウシロッコ 大久洋 アドマイヤベガ ニツポーテイオー
2011 トーセンジョーダン 池江泰 ジャングルポケット ノーザンテースト
11 ミヤビランベリ 加藤敬 オペラハウス ホリスキー
ネヴァブション 伊藤正 マーベラスサンデー Mill Reef
2012 ルーラーシップ 角井勝 キングカメハメハ トニービン
11 ナカヤマナイト 二ノ宮 ステイゴールド カコイーシーズ
不良 ゲシュタルト 長浜博 マンハッタンカフェ エンドスウィープ
2013 ダノンバラード 池江泰 ディープインパクト Unbridled
12 トランスワープ 萩原清 ファルブラヴ リアルシヤダイ
アドマイヤラクティ 梅田智 ハーツクライ エリシオ
2014 ヴェルデグリーン 相沢郁 ジャングルポケット スペシャルウィーク
16 サクラアルディート 岡田稲 ディープインパクト マルゼンスキー
フェイムゲーム 宗像義 ハーツクライ アレミロード
2015 クリールカイザー 相沢郁 キングヘイロー サッカーボーイ
17 ミトラ 萩原清 シンボリクリスエス サンデーサイレンス
エアソミュール 角井勝 ジャングルポケット サンデーサイレンス
2016 ディサイファ 小島太 ディープインパクト Dubai Millennium
16 スーパームーン 藤澤和 ブライアンズタイム Sadler’s Wells
ショウナンバッハ 上原博 ステイゴールド サクラバクシンオー
2017 タンタアレグリア 国枝栄 ゼンノロブロイ Stuka
17 ゼーヴィント 木村哲 ディープインパクト ブライアンズタイム
ミライヘノツバサ 伊藤大 ドリームジャーニー シルバーチャーム
2018 ダンビュライト 音無秀 ルーラーシップ サンデーサイレンス
11 ミッキースワロー 菊沢隆 トーセンホマレボシ ジャングルポケット
マイネルミラノ 相沢郁 ステイゴールド Polish Precedent

AJCCの過去10年の傾向まとめ

過去10年の1番人気馬の成績や枠番別の成績をまとめました。
最後に少しだけ主観を入れて傾向やポイントを列挙します。

1番人気の成績

馬名


前走
2009 ドリームジャーニー 57 牡5 8 有馬記念 4
2010 キャプテントゥーレ 58 牡5 11 マイルCS 4
2011 トーセンジョーダン 58 牡5 1 有馬記念 5
2012 ルーラーシップ 57 牡5 1 有馬記念 4
2013 ルルーシュ 57 牡5 7 有馬記念 8
2014 レッドレイヴン 55 牡4 4 美浦S(16) 1
2015 ゴールドシップ 58 牡6 7 有馬記念 3
2016 サトノラーゼン 56 牡4 10 菊花賞 5
2017 ゼーヴィント 55 牡4 2 福島記念 2
2018 ミッキースワロー 56 牡4 2 菊花賞 6

1番人気の成績まとめ
  • 1番人気の着順は【2-2-0-6】
  • 勝率:20%
  • 連対率:40%
  • 複勝率:40%
  • 単勝3倍以上は該当馬4頭全て馬券外。
  • 関東馬の1番人気【0-2-0-2】と2着が精一杯。

枠番別の成績

枠番 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1 0 1 2 11 0.0% 7.1% 21.4%
2 1 0 2 11 7.1% 7.1% 21.4%
3 3 1 0 10 21.4% 28.6% 28.6%
4 1 1 2 12 6.3% 12.5% 25.0%
5 1 3 2 11 5.9% 23.5% 35.3%
6 4 2 0 14 20.0% 30.0% 30.0%
7 0 1 2 17 0.0% 5.0% 15.0%
8 0 1 0 21 0.0% 4.5% 4.5%
枠番別の成績まとめ
  • 極端な内枠と外枠では勝ちきれない。
  • 6枠が強すぎるのはたまたま?
  • 出走頭数が多いのに8枠の成績が極端に悪い。

傾向やポイントまとめ

総合的に傾向やポイントを列挙してみます。

傾向やポイント
  • 1番人気は単勝1倍台でないと勝てていない。
  • 6番人気以下で3着以内に入った馬9頭中6頭が6歳以上の高齢馬。
  • 前走が有馬記念の馬は当日2番人気以内に支持された馬でないと成績が悪い。
  • 人気薄の逃げ馬に注意。
  • 少頭数でも追込みが効きにくい。
  • 関東馬の1番人気での勝利はなし。
  • リピーターが多い。特に中山実績のある高齢馬に注意。

2019年AJCCの注目馬や展開を予想

中山競馬場は差しが届く傾向。

馬場や枠番を考慮せず出走馬だけ見て、1ジェネラーレウーノと5ダンビュライトは人気でも軽視できない。
前者は菊花賞で長距離を意識し過ぎてスローペースに落とし過ぎたことで苦手な瞬発力勝負に持ち込んでしまい、自分の良さを出せず不完全燃焼だったので、得意のコースと距離に戻る今回は先手を奪って淀みないペースに持っていくだろうしそうなれば圧勝したセントライト記念の再現は容易に想像がつく。
後者も昨年のAJCC勝利からペースが合わなかったり騎手が個性を活かす乗り方をしなかったりと同じく不完全燃焼のレースが続いていたが、少頭数で前者が引っ張る流れはようやく待ち望んだ得意の展開である。

一方危険な人気馬は断然1番人気のフィエールマンだろう。
休み明けで菊花賞を制したように能力は間違いなく一級品だが、今回前述した2頭が気分良く先行してバテない展開だといつものように後方待機策では4コーナーで物理的に届かない位置取りになるのではないか?
頑張っても2着が精一杯とみて絶対に本命にしてはいけない人気馬である。

穴馬は当然フィエールマンが差し損ねた場合の展開と、マクリ気味の早すぎる仕掛けで直線バテてしまった場合の両方を考慮して選んでみたい。

予想の最終結論はnoteに書いてます。当たらないのでもちろん無料ですw

過去の競馬収支

競馬歴も四半世紀を超えましたが、ここ数年は年間収支がプラスになることが多くなってきました。
過去10年のデータを分析して傾向をつかみ、人気(オッズ)と(自分の考える)馬の実力を照らし合わせて、常に美味しいところを狙っていってることが結果に繋がってきているのかと思います。
的中率こそ10%程度ですが、素人が長いスパンで競馬で勝つには連敗にめげないメンタルを持って穴狙いするしかないと確信しています。
そのような馬券の買い方を徹底して記録も取り始めた2014年以降は、2017年以外は年間収支でプラスになっています。

ツイッターやってます。





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