【G1マイルチャンピオンシップ】過去10年のデータとコースを分析




マイルチャンピオンシップは秋のマイル王決定戦です。

10年以上前は常に確たるマイル王が存在して堅い決着が多かったのですが、最近10年ではその傾向はなくなり(モーリスは別格)やや波乱含みの決着になりやすいです。

昨年は皐月賞2着の3歳馬ペルシアンナイトが、後方待機から馬群を捌いて差し切り勝ちを収めました。

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マイルチャンピオンシップのコース特性

マイルチャンピオンシップは京都芝1600で行われます。

2コーナー奥のポケットからスタートして最初のコーナーまで距離があるため先行争いは激しくならない。

3コーナーに向かっての上り坂から4コーナーの下り坂手前までペースが落ち着きやすく、各馬余力を残して直線に向かうので、最後は瞬発力が問われることが多い。

直線も長く広いコースであるため枠順の影響もほとんどなく実力が反映されやすい。

差し馬に有利なコースだが、近年は4コーナーまでインコースを走り直線だけ外に持ち出すか馬群を割って伸びる馬の活躍が目立つ。広いコースと言えど器用さが求められる。終始外々を走って差し切り勝ちした馬は過去10年で別格のモーリスのみである。

京都芝1600mの各種データ

データ集計期間は過去5年です。

京都芝1600mの騎手別成績

騎手名 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率
浜中俊 12 8 5 56 14.8% 24.7%
川田将雅 12 6 8 49 16.0% 24.0%
福永祐一 9 12 10 36 13.4% 31.3%
池添謙一 9 6 2 55 12.5% 20.8%
武豊 8 9 7 43 11.9% 25.4%

福永騎手の複勝率がアタマ一つ抜け出しています。

やはり直線インが開きやすい京都コースの恩恵を受けているのでしょうかw

京都芝1600mの種牡馬別成績

騎手名 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率
ディープインパクト 29 26 27 160 11.6% 22.4%
キングカメハメハ 12 11 8 88 10.1% 19.3%
ダイワメジャー 9 12 5 92 7.6% 17.8%
アドマイヤムーン 9 5 3 34 17.6% 27.5%
ハーツクライ 6 3 9 57 8.0% 12.0%

やはり京都コースと言えばディープインパクト。マイルチャンピオンシップに限っても好成績です。

意外なのが京都のイメージがないアドマイヤムーン産駒。こちらはマイルチャンピオンシップに限って成績は振るわないです。

京都芝1600m枠番別成績

枠番 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率
1枠 14 15 17 139 7.6% 15.7%
2枠 17 11 12 153 8.8% 14.5%
3枠 21 18 18 152 10.0% 18.7%
4枠 14 20 12 172 6.4% 15.6%
5枠 11 19 21 185 4.7% 12.7%
6枠 13 23 16 198 5.2% 14.4%
7枠 19 17 22 228 6.6% 12.6%
8枠 29 15 21 233 9.7% 14.8%

やや3枠が他より好成績ですが、大差ないと言っていいでしょう。8枠も特に不利でないことも分かります。

マイルチャンピオンシップの過去10年のデータ

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傾向やポイント
  • 1番人気の勝率は10%、連対率40%と意外と苦戦。
  • スワンS組からの勝利は1頭のみ。
  • 逃げ先行馬は不振。馬場悪化しないと期待できない。
  • 4、5歳が中心。6歳以上はG1実績が必要。
  • リピーターが多い
  • 父サンデーサイレンス系×母父ノーザンダンサー系の組み合わせが強い

2018年マイルチャンピオンシップの注目馬

春のマイル王決定戦、安田記念を異例の連闘策で勝利したモズアスコットに注目します。

同じマイルG1でも安田記念とマイルチャンピオンシップはコース形態の違いからか全く質の違うペースになりやすく、余ほど抜けた実力馬でない限り両方勝利することは難しいと思っています。

しかし今年の春に頭角を現してきた馬なので、さらなる成長が見込めればマイルG1の春秋連覇もあり得ると同時に、そうなれば混迷を極めるマイル路線の確たる中心馬になるのではないでしょうか。

オッズ次第で買う買わないを決めたいと思います。

2018年マイルチャンピオンシップの展開予想

逃げて実績を残したアエロリットだが、決してハナを主張したい馬ではない。鞍上もあまり逃げたがらないムーア騎手。内を見ながら好位を取るのではないか。とすると押し出されるようにレーヌミノルかロジクライが先頭に立つだろう。

ペースはスローで団子状態になりそう。好位のインを走れる馬が断然有利なのは明白。差し、追い込み馬も外を周るタイプの馬は厳しそうで、イン差しか馬群を割ってこれるタイプ以外は軽視して良さそう。

また例年より時計のかかる京都の馬場なので1分32秒後半~33秒前半の決着とみる。予想勝ちタイムから逆算すると今年の安田記念のような超スピード決着で一歩足りない馬でも上位進出は可能。

人気上位馬では昨年の皐月賞1、2着馬のアルアインとペルシアンナイトは評価を下げる必要はなさそうだ。前者は絶好位から競馬できそうだし、後者は皐月賞でイン差しを決めた実績がある。

本命は上記2頭のどちらかにしても、相手選びが難しい。非スピード決着ということを前提に1600mピッタリの馬より1800m以上で実績がある馬を選んでみたい。

最終結論はnoteに書いてます。

当たらないのでもちろん無料ですw

思い出のマイルチャンピオンシップ

通称ダビスタことダービースタリオンというゲームはご存知ですか?

血統、騎手、調教、コース特性、レース展開と現実の競馬をかなり再現できている競走馬育成シミュレーションゲームです。

プログラミングされたゲームゆえG1レースを勝つにはそれなりの血統で当該レースと似た条件での実績を積まないと勝てないようになっています。

芝G1を勝ちたいなら、芝実績がある種馬から生まれた馬を購入して、スピードや瞬発力を高める調教を行い、芝の下級クラスのレースで実績を積んでいくというやり方をゲームプレイヤーなら常識とします。ゲームだからより効率を重視して誰もダート血統馬で芝G1を狙うなんてことはしません。

しかし2000年のマイルチャンピオンシップの覇者アグネスデジタルは正に非常識のチャレンジャーでした。

  • 父はダート血統のクラフティプロスペクター
  • 実際に芝実績がない(その時点で芝未勝利で3着が最高成績)
  • そもそも前走の得意のダート戦ですらG3レベルの相手に2着に負けている
  • G1馬6頭も参戦しているのに明らかに実績が足りない

無謀だなwww

これが競馬ファンとしての率直な感想でした。

極東マンボは、当時売り出し中のアンカツこと安藤勝己騎手に急きょ乗り替わった1番人気ダイタクリーヴァに自信の本命を打ち相手を絞ることに専念したのですが、当然アグネスデジタルに買える根拠は過去のデータを遡っても見つからなかったので消しました。

勝ち方も非常識でした。

逃げたダイタクヤマトが4着に粘り、差して上位に来た馬は内を通った馬だけの決着なのに、直線不利を受けながら外からサクっとワープして勝っちゃいましたw

しかもレコードタイムのおまけつきw

ラスト10mくらいは多くの競馬ファンをあざ笑うかのような余裕ぶりでした。

「ダビスタ厨、血統厨、データ厨どもよ、こういう馬券一生当たんねーだろwww」

 

しかし、友人が馬連万馬券を的中させました。

なんで買えたの?と聞いたら

「的場騎手が好きだから」

なるほど、応援馬券も悪くないものだと痛感したレースでした。

 

それにしても馬場アナウンサーの実況は盛り上げるの上手で興奮するなぁ

2018年の馬券成績

今年はラッキーなことに既に勝ちが確定しています(残りのレースを予算の範囲内で馬券を購入した場合)。

夏以降はずっと調子は振るわないですが、淡々と予想して美味しいところの組み合わせのみ馬券を買うことで平均以上の成績が出ると信じています。

 

ツイッターやってます。


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