【大阪杯】過去10年のデータ・傾向を分析





大阪杯は2017年からG1に昇格されて以降、春の古馬中長距離G1の第一弾の位置づけになっています。
G2時代から出走馬のレベルは高く、過去の勝ち馬にダイワスカーレット、オルフェーヴル、キズナ、キタサンブラックといった歴史に名を残す名馬ばかりです。
2018年は1番人気スワーヴリチャードがスタートで出遅れたものの、向こう正面からの早仕掛けで先頭に立ちそのまま押し切るという豪快な競馬でG1初勝利を飾りました。

レース名 大阪杯
G1
日程 2019年3月31日(日)
開催 2回阪神4日
コース 芝・右・内回り
距離 2000m
条件 サラ系4歳以上
斤量 定量
レコード(馬名) 1.58.2(スワーヴリチャード)

レースに関する基本情報はJRA公式サイトをご参考にしてください。

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大阪杯の過去10年データ

基本データ

               
頭数 馬名 騎手 タイム
馬場     着差
2009 6 8 ドリームジャーニー 牡5 57 3 池添謙 1.59.7
12 8 11 ディープスカイ 牡4 59 1 四位洋 クビ
2 2 カワカミプリンセス 牝6 55 4 横山典 2
2010 8 11 テイエムアンコール 牡6 57 6 浜中俊 1.59.5
12 5 6 ゴールデンダリア 牡6 57 9 幸英明 3/4
6 8 ドリームジャーニー 牡6 59 1 池添謙 ハナ
2011 5 5 ヒルノダムール 牡4 57 1 藤田伸 1.57.8
15 7 13 ダークシャドウ 牡4 57 8 福永祐 ハナ
8 15 エイシンフラッシュ 牡4 59 3 内田博 クビ
2012 8 11 ショウナンマイティ 牡4 56 6 浜中俊 2.05.5
12 5 6 フェデラリスト 牡5 57 1 横山典 1 1/4
稍重 2 2 トーセンジョーダン 牡6 58 2 岩田康 クビ
2013 4 5 オルフェーヴル 牡5 58 1 池添謙 1.59.0
14 3 3 ショウナンマイティ 牡5 57 2 浜中俊 1/2
5 7 エイシンフラッシュ 牡6 58 5 C.デムーロ クビ
2014 7 7 キズナ 牡4 58 2 武豊 2.00.3
8 3 3 トウカイパラダイス 牡7 56 6 柴山雄 1 1/2
4 4 エピファネイア 牡4 58 1 福永祐 クビ
2015 3 3 ラキシス 牝5 55 4 ルメール 2.02.9
14 5 7 キズナ 牡5 57 1 武豊 2
不良 3 4 エアソミュール 牡6 57 6 M.デムーロ 3
2016 7 9 アンビシャス 牡4 56 2 横山典 1.59.3
11 6 7 キタサンブラック 牡4 58 5 武豊 クビ
7 8 ショウナンパンドラ 牝5 56 4 池添謙 1 1/4
2017 4 5 キタサンブラック 牡5 57 1 武豊 1.58.9
14 3 4 ステファノス 牡6 57 7 川田将 3/4
8 13 ヤマカツエース 牡5 57 4 池添謙 1/2
2018 8 15 スワーヴリチャード 牡4 57 1 M.デムーロ 1.58.2
16 3 5 ペルシアンナイト 牡4 57 6 福永祐 3/4
4 8 アルアイン 牡4 57 2 川田将 1/2

位置取りと決め手

                       
頭数 馬名 タイム    
馬場   着差 2 3 4
2009 6 8 ドリームジャーニー 1.59.7 8 8 7 6      
12 8 11 ディープスカイ クビ 5 6 4 4      
2 2 カワカミプリンセス 2 11 10 10 10      
2010 8 11 テイエムアンコール 1.59.5 4 4 4 4      
12 5 6 ゴールデンダリア 3/4 10 10 8 8      
6 8 ドリームジャーニー ハナ 10 10 11 8      
2011 5 5 ヒルノダムール 1.57.8 7 7 7 6      
15 7 13 ダークシャドウ ハナ 11 11 12 12      
8 15 エイシンフラッシュ クビ 11 11 9 9      
2012 8 11 ショウナンマイティ 2.05.5 11 11 11 12      
12 5 6 フェデラリスト 1 1/4 4 3 3 3      
稍重 2 2 トーセンジョーダン クビ 1 1 1 1      
2013 4 5 オルフェーヴル 1.59.0 10 11 9 6      
14 3 3 ショウナンマイティ 1/2 13 13 12 10      
5 7 エイシンフラッシュ クビ 8 8 3 3      
2014 7 7 キズナ 2.00.3 8 8 8 8      
8 3 3 トウカイパラダイス 1 1/2 2 2 2 2      
4 4 エピファネイア クビ 6 6 6 5      
2015 3 3 ラキシス 2.02.9 11 11 11 11      
14 5 7 キズナ 2 12 12 12 12      
不良 3 4 エアソミュール 3 5 5 4 4      
2016 7 9 アンビシャス 1.59.3 2 2 2 2      
11 6 7 キタサンブラック クビ 1 1 1 1      
7 8 ショウナンパンドラ 1 1/4 5 5 5 3      
2017 4 5 キタサンブラック 1.58.9 4 3 3 2      
14 3 4 ステファノス 3/4 5 5 4 4      
8 13 ヤマカツエース 1/2 10 10 8 7      
2018 8 15 スワーヴリチャード 1.58.2 15 15 1 1
16 3 5 ペルシアンナイト 3/4 11 10 9 9      
4 8 アルアイン 1/2 5 5 5 5      

前走、前々走の成績

         
頭数 馬名 前走成績 前々走成績
馬場      
2009 ドリームジャーニー 中山記念 2 AJC杯 8
12 ディープスカイ ジャパンカップ 2 天皇賞秋 3
カワカミプリンセス 京都記念 4 有馬記念 7
2010 テイエムアンコール 中山記念 2 小倉大賞典 7
12 ゴールデンダリア AJC杯 5 中山金杯 11
ドリームジャーニー 京都記念 3 有馬記念 1
2011 ヒルノダムール 京都記念 3 日経新春杯 2
15 ダークシャドウ 調布特別(10) 1 許波多特別(10) 2
エイシンフラッシュ 有馬記念 7 ジャパンカップ 8
2012 ショウナンマイティ 大阪城S(OP) 2 鳴尾記念 2
12 フェデラリスト 中山記念 1 中山金杯 1
稍重 トーセンジョーダン 有馬記念 5 ジャパンカップ 2
2013 オルフェーヴル ジャパンカップ 2 凱旋門賞(仏) 2
14 ショウナンマイティ 京都記念 3 宝塚記念 3
エイシンフラッシュ 有馬記念 4 ジャパンカップ 9
2014 キズナ 凱旋門賞(仏) 4 ニエル賞(仏) 1
8 トウカイパラダイス 中日新聞杯 5 函館記念 5
エピファネイア 菊花賞 1 神戸新聞杯 1
2015 ラキシス 有馬記念 6 エリザベス女王杯 1
14 キズナ 京都記念 3 天皇賞春 4
不良 エアソミュール AJC杯 3 金鯱賞 3
2016 アンビシャス 中山記念 2 天皇賞秋 5
11 キタサンブラック 有馬記念 3 菊花賞 1
ショウナンパンドラ ジャパンカップ 1 天皇賞秋 4
2017 キタサンブラック 有馬記念 2 ジャパンカップ 1
14 ステファノス 金鯱賞 6 香港カップ(香) 3
ヤマカツエース 金鯱賞 1 有馬記念 4
2018 スワーヴリチャード 金鯱賞 1 有馬記念 4
16 ペルシアンナイト 中山記念 5 マイルCS 1
アルアイン 京都記念 2 菊花賞 7

血統と厩舎

ノーザンダンサー系 サンデーサイレンス系 ミスプロ系 ロベルト系 トニービン系
       
頭数 馬名 厩舎 血統 血統
馬場     母父
2009 ドリームジャーニー 池江寿 ステイゴールド メジロマックイーン
12 ディープスカイ 昆貢 アグネスタキオン Chief’s Crown
カワカミプリンセス 西浦勝 キングヘイロー Seattle Slew
2010 テイエムアンコール 柴田見 オペラハウス ダンシングブレーヴ
12 ゴールデンダリア 二ノ宮 フジキセキ ノーザンテースト
ドリームジャーニー 池江寿 ステイゴールド メジロマックイーン
2011 ヒルノダムール 昆貢 マンハッタンカフェ ラムタラ
15 ダークシャドウ 堀宜行 ダンスインザダーク Private Account
エイシンフラッシュ 藤原英 King’s Best Platini
2012 ショウナンマイティ 梅田智 マンハッタンカフェ Storm Cat
12 フェデラリスト 田中剛 Empire Maker サンデーサイレンス
稍重 トーセンジョーダン 池江寿 ジャングルポケット ノーザンテースト
2013 オルフェーヴル 池江寿 ステイゴールド メジロマックイーン
14 ショウナンマイティ 梅田智 マンハッタンカフェ Storm Cat
エイシンフラッシュ 藤原英 King’s Best Platini
2014 キズナ 佐々晶 ディープインパクト Storm Cat
8 トウカイパラダイス 田所秀 ゴールドアリュール マルゼンスキー
エピファネイア 角井勝 シンボリクリスエス スペシャルウィーク
2015 ラキシス 角井勝 ディープインパクト Storm Cat
14 キズナ 佐々晶 ディープインパクト Storm Cat
不良 エアソミュール 角井勝 ジャングルポケット サンデーサイレンス
2016 アンビシャス 音無秀 ディープインパクト エルコンドルパサー
11 キタサンブラック 清水久 ブラックタイド サクラバクシンオー
ショウナンパンドラ 高野友 ディープインパクト フレンチデピュティ
2017 キタサンブラック 清水久 ブラックタイド サクラバクシンオー
14 ステファノス 藤原英 ディープインパクト クロフネ
ヤマカツエース 池添兼 キングカメハメハ グラスワンダー
2018 スワーヴリチャード 庄野靖 ハーツクライ Unbridled s Song
16 ペルシアンナイト 池江寿 ハービンジャー サンデーサイレンス
アルアイン 池江泰 ディープインパクト Essence of Dubai

大阪杯の過去10年の傾向まとめ

過去10年の1番人気馬の成績や枠番別の成績をまとめました。
最後に少しだけ主観を入れて傾向やポイントを列挙します。

1番人気の成績

馬名


前走
2009 ディープスカイ 59 牡4 2 ジャパンカップ 2
2010 ドリームジャーニー 59 牡6 3 京都記念 3
2011 ヒルノダムール 57 牡4 1 京都記念 3
2012 フェデラリスト 57 牡5 2 中山記念 1
2013 オルフェーヴル 58 牡5 1 ジャパンカップ 2
2014 エピファネイア 58 牡4 3 菊花賞 1
2015 キズナ 57 牡5 2 京都記念 3
2016 ラブリーデイ 58 牡6 4 有馬記念 5
2017 キタサンブラック 57 牡5 1 有馬記念 2
2018 スワーヴリチャード 57 牡4 1 金鯱賞 1

1番人気の成績まとめ
  • 1番人気の着順は【4・3・2・1】
  • 勝率:40%
  • 連対率:70%
  • 複勝率:90%
  • 唯一3着以内に入れなかったラブリーデイは前走も唯一3着を確保できていなかった。

枠番別の成績

枠番 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1 0 0 0 11 0.0% 0.0% 0.0%
2 0 0 2 10 0.0% 0.0% 16.7%
3 1 4 1 9 6.7% 33.3% 40.0%
4 2 0 2 11 13.3% 13.3% 26.7%
5 1 3 1 13 5.6% 22.2% 27.8%
6 1 1 1 16 5.3% 10.5% 15.8%
7 2 1 1 15 10.5% 15.8% 21.1%
8 3 1 2 13 15.8% 21.1% 31.6%
枠番別の成績まとめ
  • 内枠(1~4枠)の勝率5.7%、連対率13.2%、複勝率22.6%
  • 外枠(5~8枠)の勝率9.3%、連対率17.3%、複勝率24.0%
  • 1枠、2枠が不振。

傾向やポイントまとめ

総合的に傾向やポイントを列挙してみます。

傾向やポイント
  • 1番人気馬は6歳以上を除けば【4-3-1-0】とほぼパーフェクトな成績。
  • 10番人気以下の3着以内はなし。
  • 連対馬20頭中18頭が前走5着以内。例外2頭も前走6着。
  • 前走8着以下だった馬の3着以内はなし。
  • 連対馬20頭中18頭に中距離(1800~2000m)重賞の連対実績があった。
  • 前年の有馬記念の最先着馬の成績は【3-1-4-1】と好成績。
  • 3着以内馬30頭中関東馬は2着3頭しか馬券に絡めていない。

2019年の大阪杯の注目馬

過去10年のデータ的に1番人気が非常に強く、さらに前年の有馬記念最先着馬も好成績ということで、恐らく1番人気になりそうなブラストワンピースには注目せざるをえない。

しかしそんな誰でも分かることを書いてもつまらないので、少し趣向を変えて危険な人気馬を3頭ピックアップしてみたい。

まず前提として、G1に昇格した過去2年の傾向をみると、マイル適性が求められるようになったのではないかという仮説を立ててみる。
2017年以降の3着以内馬はそれ以前より明らかにマイル指向が強い馬で占められている。もちろんキタサンブラックはマイル適性はないがG1レース7勝の化け物ということで例外である(笑)。意見が分かれそうなスワーヴリチャードに関しては超高速決着だった安田記念で3着とマイル適性を示している。

と言うことで、人気馬の中ででマイル適性が乏しく他のマイナス要素も持っており、決して馬券の中心にしてはいけない馬を挙げてみる。

ブラストワンピース
いきなり2018年有馬記念優勝馬で1番人気になりそうな馬に喧嘩を売ってみる。
この馬はマイル適性以前に阪神の小回りコース適性がないことで軽視したい。
馬群の中で良い位置取りを確保しながら上がっていくことができない典型的なコーナリングが下手なタイプ。そして瞬発力でなくじわじわ加速していく末脚持続型。こういうタイプは阪神のような小回りでなく東京や京都の広く長い直線で伸び伸び走った方が能力を発揮できる。
ちなみに阪神と似たコースの有馬記念はキセキの引っ張る流れで縦長の外めを通りコーナリングでもあまりロスすることなく加速することができた恩恵が大きかった。
また菊花賞、有馬記念という連続で長距離戦を使ったローテーションも大きく嫌いたい材料だ。

キセキ
2017年菊花賞馬も一時の低迷、脚質転換を経て、2018年秋の古馬中長距離G1を盛り上げた功労者だが、一定のスピードを持続させる得意の逃げは不発に終わると見る。と言うより4つの小回りコーナーごとにスピードを緩めざるを得ないので後続を離すことができず、瞬発力もないので(代わりに大きくバテることもない)直線の坂でライバルたちに差し込まれることが容易に想像できる。

ワグネリアン
早熟。恐らくもう2度と馬券内に来ることはないとみている。

2019年の大阪杯の予想

出走馬14頭中8頭がG1馬というハイレベルな出走メンバー。
しかし枠順で結果が左右されそうで格馬の実力差はほとんどないと言っていいだろう。

迷いに迷って本命はこの馬
4歳秋以降の成長が見られずかなり怪しいが腐ってもG1馬。
今回は前哨戦完敗、前日雨が降って微妙な馬場、入った枠番(好枠)とG1勝利時と条件が揃った。
キセキの2番手若しくは逃げの手に出るかも知れないが、どちらにせよ好スタートを切れれば今回は4コーナー先頭から短い直線で後続を封じ込めると期待する。

相手はマイル戦に実績、またはこなせるだろうと思える、3アルアイン、8サングレーザー、9エアウィンザー
穴でここまで人気が下がれば1マカヒキの一発を警戒する。

毎週日曜日に競馬予想のみnoteに書いてます。当たらないのでもちろん無料ですw

過去の競馬収支

競馬歴も四半世紀を超えましたが、ここ数年は年間収支がプラスになることが多くなってきました。
過去10年のデータを分析して傾向をつかみ、人気(オッズ)と(自分の考える)馬の実力を照らし合わせて、常に美味しいところを狙っていってることが結果に繋がってきているのかと思います。

的中率こそ10%程度ですが、素人が長いスパンで競馬で勝つには連敗にめげないメンタルを持って穴狙いするしかないと確信しています。

そのような馬券の買い方を徹底して記録も取り始めた2014年以降は、2017年以外は年間収支でプラスになっています。

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