【G1スプリンターズステークス】過去10年データとコース特性から分析




スプリンターズステークス(以降はスプリンターズS)は、秋の短距離王決定戦です。

中山最終週で行われ、スピード一辺倒の馬では通用しにくく、底力が試されるレースになることが多いです。

2017年もスピードタイプというより底力タイプのレッドファルクスが中団やや後方から差し切って勝利しました。(2016年からの連覇)

スポンサードリンク



コース特性

スプリンターズSは中山芝1200mで行われます。

外回りコースの第2コーナーからスタートし、しばらく下り坂を走ります。

カーブが緩やかなこともあり前半の先行争いからハイペースになりやすくペースも落ちにくいです。

ハイペースだと前に行った馬が最後の直線の急坂で失速して、差し追い込み決着になることも。

しかし差し追い込み馬も外々を回ってはコースロスが大きな不利となるため、馬群をさばけたりインをつける器用さも必要になります。

スプリンターズSで大外から豪快に差し切って勝利した馬はデュランダルただ一頭です。

中山芝1200mの各種成績

騎手別成績

騎手名 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率
横山典弘 17 11 10 59 17.5% 28.9%
戸崎圭太 15 15 13 72 13.0% 26.1%
田辺裕信 12 7 13 87 10.1% 16.0%
蛯名正義 11 8 9 86 9.6% 16.7%
北村宏司 10 12 9 84 8.7% 19.1%

横山騎手、戸崎騎手の連対率が異常に高いですね。

この2人が実力馬に乗ったら逆らわない方が良い?

種牡馬別成績

騎手名 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率
サクラバクシンオー 17 7 9 129 10.5% 14.8%
ダイワメジャー 14 21 10 119 8.5% 21.3%
アドマイヤムーン 9 12 8 66 9.5% 22.1%
キングカメハメハ 8 6 4 55 11.0% 19.2%
スウェプトオーヴァーボード 8 6 2 75 8.8% 15.4%

あくまで中山芝1200m全体ではサクラバクシンオーの成績が1位ですが、ことスプリンターズSでは連対馬はいないことに注意です。

枠番別成績

枠番 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率
1枠 28 32 17 281 7.8% 16.8%
2枠 16 28 25 310 4.2% 11.6%
3枠 20 34 27 316 5.0% 13.6%
4枠 31 24 29 327 7.5% 13.4%
5枠 29 27 29 333 6.9% 13.4%
6枠 41 22 33 325 9.7% 15.0%
7枠 20 27 24 354 4.7% 11.1%
8枠 28 20 29 348 6.6% 11.3%

あまりばらつきは見られないですが、強いて言えば1枠の連対率の良さでしょうか。

過去10年のデータ

スプリンターズSの過去10年のデータ

タップすると画像を拡大できます

傾向やポイント
  • 人気の牝馬は信頼性が高い
  • 前哨戦のセントウルS勝利馬の成績が良くない
  • 逃げ切りは難しい
  • 近年はサンデーサイレンス系とミスタープロスペクター系が他の血統を圧倒している

2018年の注目馬

ファインニードルに注目します。

2016、2017年と連覇中のレッドファルクスが今年になって冴えない成績が続き、勢いのある馬といえばJ.モレイラ騎手を配するナックビーナスくらい。

前走のセントウルSでは、やや展開と馬場に恵まれるもG1馬として格の違いを見せつけるような勝ち方。

この馬が間違いなく1番人気でしょう。

登録メンバーを見渡すと、わりと前に行く馬が揃った感があるので、中団からの競馬もできるファインニードルにとっておあつらえ向きの展開になるのではないでしょうか。

穴党でも変に嫌うことなく抑えておきたい馬です。(当日はどうなるか分かりませんがw)

思い出のスプリンターズS

データ分析から話は逸れますが、競馬歴25年の極東マンボの印象深いレースを紹介します。

1998年のスプリンターズSです。

当時の最強マイラー(1200~1600mなら無敵)タイキシャトルの引退レース。

キタサンブラックの短距離版といった感じでとにかく崩れない。海外G1も勝利した程の馬です。

しかもレース後に異例の引退式も行うとのこと。

これは間違いなく勝つ!

だって負けて引退式なんて恥ずかしいじゃないか。

当時は本命党であった極東マンボは確信に近い感触がありました。

多くのファンの思いも同じでなんと単勝オッズは1.1倍。(1万円買って当たっても千円しか儲かりません)

友人と中山競馬場に遠征し、バイト代の3万円をタイキシャトル絡みの馬券につっこみました。

しかし結果は・・・

普通に走って普通に負けました(泣)

もちろん3万円はJRAさんに全額寄付しました。

当時のスプリンターズSは12月の中旬に行われており、それまでタイキシャトルの圧勝劇を信じて疑わなかった極東マンボ青年の熱い気持ちがレース後急に冷やされ、空っぽになった財布と心は防寒着を失ったも同然で寒さが突き刺さるような痛さでした。

心の底から湧き出た言葉は、

この裏切者め!

引退式を見ずに帰りました。帰宅中の車の中、みんな無言でした。

そしてこの日を境に、本命党から穴党にクラスチェンジするのでした。

2018年の馬券成績

今年はラッキーなことに既に勝ちが確定しています(残りのレースを予算の範囲内で馬券を購入した場合)。

夏以降調子は振るわないですが、淡々と予想して美味しいところの組み合わせのみ馬券を買うことで平均以上の成績が出ると信じています。

ツイッターやってます。


コメントを残す