シャープレシオという投資効率の良さを表す数値を高めたポートフォリオに、リスク許容度に応じてレバレッジをかけて自己資金以上のお金を投資する可変レバレッジドポートフォリオ。
今年の1月からリスク小のPFを組み、年4回のリバランスというルールで運用を開始しましたが、飽きてしまいましたw
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飽きたというより、リスク小のPFだと刺激が足りないことに気づきました。
2月のVIXショックや株式と債券が同時に下がる理不尽ないじめに合いましたが、全然心が折れません。
もっとぶん殴って欲しい!
血反吐を吐かせろ!
自分に合った株式と債券の比率を考えてポートフォリオを組み直す
リスク小だと刺激が足りないので、リスク大に組み替えれば良いのか?
頭の良い人が言うには、シャープレシオが高くなる株式と債券の比率は6:4らしいです。
あくまでこの比率はレバレッジなしの場合だったよう気がしますが、まあ細かいことは気にしません。
ではリスク大のPFの株式と債券の比率を計算してみます。
SPXL:TMF:BND=4:3:3
で、SPXLとTMFが3倍レバレッジが効いているのでこうなるんですかね?
SPXL:TMF:BND=12:9:3
SPXLが株式、TMFとBNDが債券なので、株式と債券の比率で計算し直すと
株式:債券=12:12
この計算の仕方で合っているか自信はありませんが、リスク大のPFでも株式と債券の比率は1:1と割と普通なんですね。
素手じゃなくバットで殴って欲しい!
ということで、株式と債券の比率を6:4よりも株式やや多めになるような組み合わせを探したところ、以下に落ち着きました。
SPXL:TMF:BND=5:2:3
これなら株式と債券の比率が15:9となり、6:4よりやや株多めでいい感じです。
でもどうせなら・・・
釘バットで滅多打ちにされたい!
CURE(ヘルスケアセクターに連動する3倍レバレッジETF)という釘があるようなので、バット(SPXL)に装着することにします。
結果、新レバレッジPFの比率は以下のように決定しました。
SPXL:CURE:TMF:BND=4:1:2:3
名付けて「レバレッジPF釘バット型」。
資金の都合上とりあえずCUREは切り良く2000ドル程度、それを基準に他のETFを買い付けました。

もともとリスク小のPFで運用していたので、(本来は売却すべきところをせずに)BNDを余らせてしまい目標比率通りになりませんでしたが、次回のリバランスでキッチリ調整したいと思います。
※以下、2018年10月21日追記
次回のリバランスを待つことなく10月15日にBNDを売却して、新たにWBKを購入しました。
レバレッジPFを新規で組む際に必要な心構え
今回はリバランスでなく、新たにレバレッジPFを組み直しました。
ここで改めてレバレッジPFを組む際に必要な心構えみたいなものを考えてみます。
簡単に言ってしまえば、大きなリスク許容度でしょう。
SPXL単体とはいえリーマンショック時は90%以上も下落したと言われているので、それに耐えうる心を持ち合わせている必要があります。それは勇気、度胸、鈍感力、無神経さ、はたまた金融工学や統計学といった深い知識なのかは分かりません。
もう一つ大事なことが、ビックリするくらい含み益が増えても簡単に利益確定に逃げないことですね。
これもリスク許容度の一つと考えています。
投資で言うところのリスクは株価下落という下方向だけでなく株価上昇という上方向つまり上下の振れ幅の大きさのことを言います。ですので上方向のリスクにも許容して、さらに利益を拡大させる欲張りな心も必要ではないでしょうか。
レバレッジPFを組んだ目的
このまま会社員と投資を続けていけば、10年後にはリタイア生活が可能となる予定です。
しかし10年を待たずしてリタイアしたいので、このPFの爆発力にかけてみるのも面白いと思ったのです。
もちろん目論みが外れた場合のことも考えています。その時は自分の長生きリスクに備えて超長期的に運用するつもりです。
レバレッジPFの新しい運用ルールを追加
基本的に年に4回のリバランスを実施していくことに変更はないですが、このやり方は高シャープレシオを保ち効率よく資産を拡大させる方法です。
しかし今の自分には資産1億円以上のお金持ちになる必要はなく、それよりも自由な時間と健康な体、それと生活できるだけのキャッシュフローを手に入れることの方が重要です。
もしリタイア前(10年以内)にレバレッジPFが投資元本の2倍を超えたとします。
その場合、比率の乖離が最も大きいETFを一部売却してリバランスしつつ、その売却資金で高配当PFの銘柄を買い増しして配当金による黒字キャッシュフロー拡大を図りたいと思います。
仕事に向いている人は仕事を頑張ればいいし、そうでない人は無理に仕事を続けるのでなく、他の生き方を探し早くそうなれるよう頑張ればいい。
レバレッジPFもその目的にローカライズして利用していきたいです。
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