マクドナルドの優待をクロス取引でただ取りする手順と手数料(SBI証券)





めっちゃ株のこと詳しい人からクッソ嫌われてる株主優待ただ取りのための悪名高きクロス取引。

優待ただ取りと言っても株価下落による損失が防げるだけで手数料は発生します。

先日マクドナルドの優待欲しさにクロス取引を行ってみたので、実際に手数料がいくらかかるのか確認してみます。

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そもそもクロス取引って何よ?

同一銘柄の現物買いと信用売りを同時に行うことです。

普通に株主優待欲しさに株を買って権利確定日が過ぎる(優待権利を取得)と、多くの優待目的の人が売るので株価が下落してしまいます。

例えばせっかく優待でクオカード1,000分を手に入れたのに、株価が1,000円下がっていたら売買手数料だけ損したことになってしまいますよね。

そこで通常の現物買いで優待権利を獲得して、株価下落で儲かる信用売りでカバーするという方法がクロス取引です。

準備

信用売りをするので、信用取引口座の開設をしておきましょう。

SBI証券口座を開設しただけでは信用取引ができません。

信用取引口座と言っても改めて面倒な手続きが発生するわけではなく、SBI証券サイトにログインしていくつか質問に答えたりするだけです。

取引手数料を確認して、場合によってプランを変更しよう

現物買いと信用売りを同時に行うので、それぞれの手数料を確認してみます。

現物取引の手数料

信用取引の手数料

マクドナルドの株価は1株5千円以上なので優待に必要な100株買おうとすると50万円以上必要です。

普段はアクティブプランにしていますが、マクドナルドの取引を行うならスタンダードプランの方が安上がりですね。

プランを変更する際の注意点は、取引の注文を入れる前日には設定を完了している必要があります。まあこういう設定は気持ち早めに済ませておきましょう。

マクドナルドのクロス取引手数料はスタンダードプランで、525円(現物買い)+378円(信用売り)=903になります。

実際にクロス取引してみる

注文は12月18日(火)の取引時間前に行っています。

取引時間中(9~15時)の注文は買いと売りを同時に注文することが難しいのでやめておきましょう。手数料以外の損失を被る危険がありますよ。

現物買いの注文

※画像は2018年6月の優待権利時(確定日6月26日)の使いまわしです。
2019年6月の優待権利確定日は6月25日です。

▼成行で買い注文を入れるだけです。

現物買い

成行を選択して注文

これで優待権利確定日まで保有すればOK(2019年6月25日の取引時間中に売却しないこと)。

信用売りの注文

ここで注意することは、信用売りには制度信用と一般信用というものがあり、一般信用の方を選択することです。

詳細は割愛しますが、制度信用は低確率とはいえ大きな手数料を取られるリスクがあります。

一般信用ならそのリスクがありませんが、どこの証券会社も一般信用の数に限りがあり、マクドナルドのような人気銘柄は優待権利確定の数日前には一般信用が選択できないことが多いです。

ですので今回は少し早めに6月20日に取引が成立するように注文をしました。
(前述の現物買いも同じタイミングで注文済み)

信用売り

成行と一般を選択して注文してね

クロス取引完了

取引開始前に成行き注文をしていると、取引開始と同時に売り買いともに約定します。

画像は半年前のものです。今回は買付日が「18/12/18」になっているはずです。

約定後に株価が上がったので、現物買いが評価益、信用売りが評価損になってます。

貸株料が日割りで発生する

信用売りをしている間、貸株料というものが発生します。

信用売りというのは誰かから株を借りてきてそれを売った状態ですので、株を買い戻して貸し主に返却しない限り株のレンタル料が取られるってことです。

SBI証券の一般信用売りの貸株料は年利3.9%です。

今回の例では以下のように12日間、信用売りのために証券会社から株を借りることになります。

株のレンタル日数内訳
  • 6月20日に取引成立(レンタル開始日)
  • 6月26日権利落ち日に借りた株の返却手続きを行う。
  • 7月1日(返却手続きの3営業日後)に株の返却完了。

貸株料を日割りで計算してみますと・・・

587,000円×3.9%÷365×12日=752

結構かかるな・・・

配当金の約20%を支払う必要もある

優待権利と同じく配当金を受け取る権利が現物買いから発生しますが、逆方向の取引である一般信用売りからは配当金を支払う義務(配当落ち調整金)も発生してしまいます。

両方を相殺すればプラスマイナス0でしょうがそうはいきません。

受け取る方はしっかり税金(約20%)を取られますが、支払う方は全額支払うことになります。つまり配当金の約20%を支払うことになります。

マクドナルドは100株で半期1,500円の配当金なので、300の支払いです。

もうダメ押しです(泣)。これもクロス取引の手数料と思った方がいいでしょう。

最後に現渡しをして完了

信用売りは株を借りた状態ですので、返す必要があります。既に売ってしまっているので通常なら買い戻して返す必要があるのですが、現物買いした株があるのでそれを持って返却することが現渡しです。

現渡しの実行日は権利確定日の次の日(権利落ち日)、今回は6月26日になります。ですので6月25日の取引終了後(SBI証券の場合たしか夕方4時過ぎの方が安全)に現渡しの注文をすればOKです。

注文方法はポートフォリオの信用売り銘柄の「現渡」をポチっと押して案内通りに進めるだけです。

現渡をポチっと

現渡しにかかる手数料はSBIでは無料です。

手数料かかったけどお得なのか?

まずマクドナルドの株主優待の価値はいくらなのでしょうか?

セットメニュー無料引換券が6枚入っています。

ビッグマックのポテトドリンクLセット(実際無料でいけますよ)で計算すると、740円×6枚=4,440

今回かかった手数料が903+752+300=1,955なので、4,440-1,955=2,485円のお得になります。

手間考えたら微妙~w

買付余力に余裕がない場合のテクニック

現物買いの説明で成行き注文にする必要があると書きましたが、前日の終値からストップ高になったとしても買えるだけの余力が必要です。
例えばマクドナルドの前日終値が5,000円だとしたらストップ高は+1,000円なので100株買うのに60万円の買付余力が必要になってきます。

そこまで余力がない(とは言え前日の終値+αくらいはある)場合は、ひと手間かければ成行きの現物買いと同じことができます。以下の手順です。

  1. 成行きで信用買いをする。
  2. その建玉を現引きする。

これだけです。しかも信用取引の方が現物のそれより手数料が安いので費用が抑えられます。
ちなみに現引きの手数料は無料です。現引きの詳細はこちらで確認してください。

まとめ

SBI証券でのクロス取引にかかる諸々の手数料をまとめました。

クロス取引手数料の公式
現物買い手数料 + 信用売り手数料 + 株取引金額 × 3.9% ÷ 365 × レンタル日数 + 半期配当金 × 20%

※これより費用を少しでも抑えたいなら、現物買いの代わりに信用買いと現引きをセットで行う。

I’m lovin’ it.

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