こんにちは。極東マンボ(@kyokutou_manbo)です。
ラーメン屋さんに行き、以下のメニューを注文しようとします。
- ラーメン600円
- 半チャーハン380円
- 餃子1枚(6個)200円
当然合計は1,180円であることは赤子の手をひねるより簡単です。
しかし、ランチタイムに限り、上記と全く同じ内容でお値段が980円のラーメンセットというメニューがあったら、そちらで注文しますよね?
単品で注文する人いませんよね?
どちらで注文するか10人に聞いたら、15人がラーメンセットを注文すると答えるでしょう。
しかし仮にラーメンセットの存在を知らず、単品で注文した場合どうなるでしょうか?
過去3回ほど、セットメニューの存在を無視して単品で注文したことがあります。
しかしいずれも、注文を受けてくれた店員さんが「それでしたらセットメニューがお得ですよ」と神の一言で対応してくれたのです。
流石は熾烈な争いを繰り広げているラーメン業界、客に損をさせるようなことはしないようしっかり教育されているんですね。
銀行で同じような場面に遭遇した
さて、当ブログをちょくちょく読んでくれている物好きの人ならご存じかと思いますが、極東マンボはとある地銀でぼったくりファンドを900万円分購入して一時期は200万円程の含み損を経験しました。現時点では2/3くらい売却しましたが。
話は、そのぼったくりファンドを購入するときにさかのぼります。
その銀行には400万円の普通預金と1,000万円の定期預金があり、定期預金の満期が過ぎたため、今度は投資信託でも買って金持ちになってやろうと思っていました(ただのバカ)。
900万円分の投資信託の購入手続きを終えると、銀行員に「残り500万円はどうされますか?」と聞かれたので、迷いに迷ったあげく無難に普通預金として置いておくことにしました。
2か月後、ネット銀行で3か月もの定期預金0.8%キャンペーンあったので、500万円を移動しようと窓口に払い戻しの手続きに行きました。(地銀のままだと0.001%ですからね)
当然のように「これほどの大金、どのような用途に?」と聞かれたので、正直に「金利の高いネット銀行に預けます」と答えました。
さらに「金利は?」に対してこれまた正直に「0.8%」と答えました。
この時、銀行員が不敵で勝ち誇ったような吉本の小藪のような笑みを浮かべながら「それでしたら極東マンボ様は円定期投資信託セットの条件を満たされているので、3か月もの定期預金金利が1.4%になりますよ」
「あー、そんなキャンペーン始まったのですね。では払い戻しせずに定期預金にします」と素直に喜びました。この時は・・・
以下の画像は、極東マンボが条件を満たしていたキャンペーンと同様の内容です(とあるメガバンクのものですが)

ぶっちゃけて言うと、購入手数料の高い投資信託を売ために、ほんの少し高めにした定期預金の金利を餌にしたようなもんです。
当然、購入できる投資信託(高額な購入手数料が必要な商品に限定)と定期預金の預入額がコントロールされているため、絶対に銀行が損しない設計になっています。
とは言え、既に高額な手数料を払ってまで投資信託を購入してしまっているので、このお誘いには乗って正解ですが、後日その地銀のサイトでキャンペーンの開始日を目にして、怒りが沸いてきました。
そもそも最初に投資信託を購入した日にはキャンペーンが開始されていたのです。
つまり、普通の常識的なサービス業の人だったら、人としてまともな神経・良心をお持ちなら、投資信託を購入した日に、キャンペーンのことを教えるべきなのではないでしょうか?
恐らく、その時に500万円を普通預金でなく払い戻すと言ったら、キャンペーンのことを言って資金流出を引き止めたのでしょう。
ラーメン業界と違って、金融業界は全体的にそういう風潮なのでしょうか?
それとも銀行レベルでそうだっただけ?
それとも銀行の支店レベルですか?
それとも担当者レベルですか?
まあどうあれ、実際に顧客に後ろ足で砂をかけるような真似をしたことは間違いないです。
これはあくまでも3年前の話ですが、もし未だにこういったことをしているようでは先が思いやられる業界ですな!
その後、定期の満期日に500万円の資金をさっさと払い戻したことは言うまでもない。
That’s all.
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