【節税】株式市場の暴落当日に半分損出しと取得単価を下げる取引をした





2018年12月25日の日経平均は1000円の下落という暴落に見舞われました。

これにより2018年の株式市場は年初来のマイナスリターンになることがほぼ確実です。

こんな時は損出しと持ち株の取得単価を下げる取引を行うことオススメします。

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損出しと何か?やった方がいいのか?

損出しという言葉だけ聞くと、なんだか損が増えるようでやらない方がいいような印象ですが、そんなことはなく賢い節税になるんです。

株や投資信託を売却して得られる売却益や、保有しているだけで入金される配当金分配金には約20.315%の税金がかかります。(特定口座だと税金が引かれて入金されています)

この税金は1月から12月までの1年間に上げた利益に対してかかります。
例えば極東マンボの2018年12月21日(暴落前)現在の売却益は約80万円でした。

このまま2018年最終取引日(株の受け渡しの関係で2018年は12月25日)を過ぎてしまうと、

80万円×20.315%=16万円の税金を支払うことになります。
利益の手取りは64万円程に減ってしまいます。

そこで含み損を抱えている銘柄を一旦売却して損を確定して利益を相殺することで、支払う税金を少なくすることを損出しといいます。

今払う必要のない税金は払わないに越したことはありません。節税して戻って来たお金で安くなった株の購入資金に充てることもできるので損出しはやった方がいいですね。

念のための注意ですが、損出しは確定済みの利益以上を行っても効果はありません。(確定申告をして向こう3年の利益と相殺することも可能ですが)
あくまで年内に先に確定済みの利益分が損出し可能の最大額となります。

配当金を受け取っているなら、損出し可能額を増やせる

ある一定条件を満たすことで確定申告なしでも株の損と配当所得の損益通算ができます。

株の損と配当所得を確定申告なしで損益通算可能となる条件
  • 特定口座(源泉徴収あり)を開設している
  • 配当金の受取方式を「株式数比例配分方式」にしている
  • 損している株と配当所得は同一証券口座であること

上記3つの条件全てを満たす必要がありますが、個人投資家さんなら全て満たしている人多そうですね。

株の損と配当所得(利益)の損益通算ができるということは、配当金で支払った税金を株や投資信託の損出しを行うことで取り戻すことができます。

つまり株の確定利益がなくても配当株を保有して実際にその年に配当金を受け取っていれば、損出しが可能ということになります。

含み損のある銘柄を同日に買い付けと売却をすることで半分損出しができる

損出しというと信用取引を使った「損出しクロス取引」という裏技(こちらが普通?)がありますが、小難しそうだし翌日に持ち越す必要がありそうなのでやりません。いつも現物のみで1日で損出しを完了させてます。

やり方は簡単で、例えば100株保有している含み損のある銘柄を100株買い増しして100株売却するれば、ポジションを維持したまま含み損の半分を確定することと取得単価を下げることができます。

以下の①~⑤の流れで説明します。(手数料は考慮しません)

  保有株数 取得単価 株価 評価額 含み損 買付余力 総資産
0 0 1,000 0 0 150,000 150,000
100 1,000 1,000 100,000 0 50,000 150,000
100 1,000 500 50,000 50,000 50,000 100,000
200 750 500 100,000 50,000 0 100,000
100 750 500 75,000 25,000 25,000 100,000

①15万円のお金があり株を持っていない状態。

②株価1000円の銘柄を100株買い付ける。

③買った銘柄の株価が半分の500円に下がる。

④買付余力を使って株価500円で同じ銘柄を100株買い増す。

⑤株価500円で100株を売却する。

まとめると、保有している株数と同じだけ買い付けと売却を行えば、当初の取得単価と現在株価の中間の値が新たな取得単価となり、含み損の半分を確定することができます。

買付余力を増やしたい(減らしてもいい)、銘柄ごとにポジションを増やしたい(減らしたい)といった都合に合わせて買い付ける株数や売却する株数を調整するのもありかと思います。実際今回やっています。

株式市場の暴落時は損出しと取得単価を下げるチャンス

決算でこけたとかその企業に問題があったわけではないので、いづれ株価も戻るだろうと言う考えで保有株の処分(損切)はしません。大体以下のような考えで暴落時は買い向かいます。

  1. 保有株を含み、狙っている銘柄の中から指数より下げている銘柄や自信のある銘柄を総合的に判断して買い付ける。
  2. 買付余力を余り減らしたくない(2番底、3番底を警戒)場合は、相対的に下落率の低い保有銘柄を売却してできたお金の範囲で下落率の高い銘柄を新たに買い付ける。
  3. 既に確定利益があるなら(特定口座で納税済)、損出しを行う。

でも暴落時に買い向かえるのは、買付余力に余裕を持たせているからです。

買付余力は投資初心者にとってどれくらいあればいいのか。不安を感じない基準は?

2018.12.07

暴落時の実際の取引記録

2018年12月25日の暴落時は、前述した暴落時のスタンスの③に該当する損出しをメイン、買い増しを少々行いました。

投資というよりギャンブル感覚で国内個別株をやっている身としてはワクワクした展開だったので、はりきって沢山取引してしまいました(//∀//)

銘柄 売買株数 平均約定
単価
備忘
JESCOホールディングス
1434
200株新規買い 336.5 以前の保有株。値ごろ感で購入。
インカム、キャピタル両狙い。
積水ハウス
1928
200株買い増し
200株売却
1539.5
1539.5
損だし&取得単価の下げ目的。
ポジション維持(100株インカム狙い)
アイティメディア
2148
300株買い増し
300株売却
418.6
418.6
損だし&取得単価の下げ目的。
ポジション維持(200株キャピタル狙い)
JT
2914
200株買い増し
200株売却
2,584.2
2,583.7
損だし&取得単価の下げ目的。
ポジション維持(100株インカム狙い)
ユニゾホールディングス
3258
200株買い増し
200株売却
1,894
1,894
損だし&取得単価の下げ目的。
ポジション維持(100株インカム、優待狙い)
GMOリサーチ
3695
100株買い増し
200株売却
1,425
1,447
損だし&取得単価の下げ目的。
ポジション減(100株インカム、キャピタル狙い)
三菱ケミカルホールディングス
4188
200株買い増し
100株売却
767.4
769.6
損だし&取得単価の下げ目的。
ポジション増(300株インカム狙い)
ネットマーケティング
6175
200株買い増し
100株売却
420
419
損だし&取得単価の下げ目的。
ポジション増(200株キャピタル狙い)
オプティマスグループ
9268
300株買い増し
200株売却
912.6
916
損だし&取得単価の下げ目的。
ポジション増(300株インカム狙い)
アジア開発キャピタル
9318
1000株買い増し 6 キ○ガイ銘柄の奇跡の暴騰狙いで買い増し。
KDDI
9433
100株買い増し
100株売却
2,462.5
2,464
損だし&取得単価の下げ目的。
ポジション維持(100株インカム、優待狙い)

計算すると買い取引の方が13万5千円ほど大きいので、買付余力をそれだけ減らしてしまいました。

しかし、買い付けと売却を行うことで、半分の損出しとが取得単価を下げることができました。

みなさんの投資生活の参考になれば幸いです。

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