2018年つみたてNISA枠の買い付けが完了したので、その成績を公開します。
2018年は2月に一度調整が入りましたが、それ以外はほぼほぼ右肩上がりで終盤の12月にドカンと暴落に見舞われたことで1つの事例としては面白い1年だったのではないでしょうか。
■目次
つみたてNISAの設定内容
SBI証券でつみたてNISA口座を開設して、分かりにくいユーザーインターフェイスで設定した内容を整理しておきます。
- 投資商品は「iFreeS&P500インデックス」
- 毎週月曜日に7,500円の買い付け(約定日は火曜日)
- 6月5日に5,000円のボーナス買い付け
- 12月12日に5,000円のボーナス買い付け
つみたてNISA枠の40万円をフルに使い切りました。
S&P500を1年間毎週積立した成績
2018年12月21日時点で400,000円積立して評価額は364,907円(-8.77%)でした。

おい!!3万5,000円も元本割れしてるじゃねーか!!
本物のバフェットさんがオススメした一般人向けの投資法を実践してもダメな年はダメなんですねw
2018年の積立実績と推移
約定日 | 積立金額 | 基準価額 | 評価額 |
---|---|---|---|
2017/12/27 | 7,500 | 11,208 | 7,500 |
2018/1/5 | 15,000 | 11,334 | 15,084 |
2018/1/10 | 22,500 | 11,413 | 22,690 |
2018/1/17 | 30,000 | 11,302 | 29,970 |
2018/1/23 | 37,500 | 11,599 | 38,257 |
2018/1/30 | 45,000 | 11,478 | 45,358 |
2018/2/6 | 52,500 | 10,651 | 49,590 |
2018/2/14 | 60,000 | 10,604 | 56,871 |
2018/2/21 | 67,500 | 10,790 | 65,369 |
2018/2/27 | 75,000 | 10,975 | 73,990 |
2018/3/6 | 82,500 | 10,685 | 79,535 |
2018/3/13 | 90,000 | 10,946 | 88,978 |
2018/3/20 | 97,500 | 10,651 | 94,080 |
2018/3/27 | 105,000 | 10,384 | 99,222 |
2018/4/3 | 112,500 | 10,107 | 104,076 |
2018/4/10 | 120,000 | 10,326 | 113,831 |
2018/4/17 | 127,500 | 10,616 | 124,528 |
2018/4/24 | 135,000 | 10,752 | 133,623 |
2018/5/2 | 142,500 | 10,800 | 141,719 |
2018/5/8 | 150,000 | 10,778 | 148,930 |
2018/5/15 | 157,500 | 11,103 | 160,921 |
2018/5/22 | 165,000 | 11,244 | 170,465 |
2018/5/30 | 172,500 | 10,815 | 171,461 |
2018/6/5 | 180,000 | 11,201 | 185,081 |
2018/6/6 | 185,000 | 11,202 | 190,098 |
2018/6/12 | 192,500 | 11,394 | 200,856 |
2018/6/19 | 200,000 | 11,340 | 207,404 |
2018/6/26 | 207,500 | 11052 | 209,637 |
2018/7/3 | 215,000 | 11229 | 220,494 |
2018/7/10 | 222,500 | 11486 | 233,041 |
2018/7/18 | 230,000 | 11795 | 246,810 |
2018/7/24 | 237,500 | 11604 | 250,313 |
2018/7/31 | 245,000 | 11560 | 256,864 |
2018/8/7 | 252,500 | 11793 | 269,542 |
2018/8/14 | 260,000 | 11628 | 273,271 |
2018/8/21 | 267,500 | 11684 | 282,087 |
2018/8/28 | 275,000 | 11992 | 297,023 |
2018/9/5 | 282,500 | 12025 | 305,340 |
2018/9/11 | 290,000 | 11941 | 310,707 |
2018/9/19 | 297,500 | 12150 | 323,646 |
2018/9/26 | 305,000 | 12266 | 334,236 |
2018/10/2 | 312,500 | 12421 | 345,960 |
2018/10/10 | 320,000 | 12140 | 345,633 |
2018/10/16 | 327,500 | 11473 | 334,143 |
2018/10/23 | 335,000 | 11588 | 344,992 |
2018/10/30 | 342,500 | 11080 | 337,368 |
2018/11/6 | 350,000 | 11563 | 359,575 |
2018/11/13 | 357,500 | 11564 | 367,106 |
2018/11/20 | 365,000 | 11321 | 366,892 |
2018/11/27 | 372,500 | 11332 | 374,748 |
2018/12/4 | 380,000 | 11844 | 399,180 |
2018/12/11 | 387,500 | 11151 | 383,323 |
2018/12/12 | 392,500 | 11191 | 389,699 |
2018/12/18 | 400,000 | 10738 | 381,424 |
2018/12/21 | 400,000 | 10273 | 364,907 |
細かい数字だけ見てもわけが分からないので、ざっくりチャートにして眺めてみます。
投資信託(iFreeS&P500)の基準価額だけ見ると、2、3月の低迷期を乗り越えそれから10月まで半年以上の緩やかな右肩上がりでしたが終盤息切れして最後は最低の基準価額を更新してしまいました。
きちんと計算できないので見た目の印象で言いますが、評価額は終盤になるほど基準価額の影響を受けやすいです。
それにしても終盤の積立金額に対する評価額の割り込み方の角度がエグイですねw
来年も引き続きS&P500を積み立てる
2018年の1年だけ見れば、ドルコスト平均法をとるつみたてNISAにとっては最悪のケースでした。
ドルコスト平均法って長い期間順調に上がっていって終盤下落すると損が大きくなる投資法ですからね。
ですが、来年も以下理由から引き続きS&P500の積立投資は継続します。
- 本物のバフェットさんの推奨投資法だから(バカっぽい理由)
- つみたてNISA期間のほんの20分の1年だけの成績で判断したくない
- 弱気相場入り(と思われる)で今後安く株が仕込める
- 他にマニアックな投資をしているので、まともな投資は残しておきたい
4について補足しますと、極東マンボは米国高配当株を買い付けては配当金の再投資をしたり、レバレッジ投資をしています。両者とも一部のマニアが好んでやる投資であって決して一般的ではありません。
異常な投資ばかりやっていると頭がおかしくなりそうだし、より一般的な投資を実践しつづけることで人間であることを保てると思うんです。
2018年のように普通の投資でこれだけ負けるんだから、素人の変わった投資で勝てるわけないよねって安心を得るにももってこいですww
20年積立を継続しないことも売却することも考える
つみたてNISAを利用しているからといって、制度最大期間の20年ずっと積み立てると誓っているわけではないし、その期間中に売却するかも知れません。
20年におよぶ積立投資って、長期的に安定的な収入があり余剰資金を確保できる見込みのある人向けの投資だと思います。そうそう潰れそうにない企業にお勤めの会社員向けの投資です。
極東マンボも今は会社員ですが、遅くも10年後にはアーリーリタイアをして生活費のほとんどを配当金に頼る生活を目論んでいます。
そのためにリタイア前には配当のない(少ない)投資商品を売却して高配当株に資金を移動する予定です。
性格的に資産(株)を自分の意志で定期的に切り崩しながらの生活は、心理的ハードルが高いですからねw
高配当株という強制換金システムを巨大にすることが、自分がアーリーリタイア前にすべき最重要ミッションです。
つみたてNISAはそのミッションを遂行する一つの手段として利用しているに過ぎません。
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